工場・倉庫の盗難対策|資材・在庫を守る防犯カメラの配置
2026/07/28
東京・立川を拠点に、防犯カメラの販売から設置工事までをワンストップで手がける株式会社セキュアプロバイドです。
工場や倉庫は、高価な資材や機材が集まる一方で、夜間や休業日は無人になるという、盗難のリスクを抱えた環境です。とくに近年は、転売目的の金属資材の盗難が全国で相次ぎ、各地の警察も注意を呼びかけています。
この記事では、工場・倉庫が狙われる理由と、資材・在庫を守るための防犯カメラの配置を、防犯設備士(第25-34203号)の視点から解説します。
■なぜ工場・倉庫は狙われるのか
工場や倉庫が盗難の標的になりやすいのには、いくつかの理由があります。
●夜間・休業日に無人になる:長時間、人の目がなくなる
●敷地が広く、死角が多い:外周や資材置き場に目が届きにくい
●高価な資材・機材がある:転売しやすいものが多く保管されている
●周囲に人通りが少ない立地が多い:犯行を目撃されにくい
とくに狙われやすいのが、銅線やワイヤーなどの金属資材です。転売ルートに乗せやすく、近年の金属価格の高騰もあって被害が増加しています。ほかにも、製品・仕掛品のほか、製造データや図面、顧客情報といった情報資産も盗難の対象になり得ます。
■「録るだけ」の古いカメラでは防げない
注意したいのが、「カメラはあるのに被害にあう」ケースです。工場・倉庫では、古いカメラを何年も使い続けているケースが少なくありません。
古い機種は「映像を記録するだけ」のものが多く、次のような弱点があります。
●画質が低く、夜間は人物や車両を識別できない
●異常があってもリアルタイムで気づけない
●台数・配置が不十分で死角が多い
これでは、被害にあった後で「映ってはいたが、誰か分からない」という事態になりかねません。「記録する」だけでなく「侵入させない・気づく」機能が、今の工場・倉庫の防犯には求められます。
■資材・在庫を守るカメラの配置
工場・倉庫の防犯では、「敷地に入らせない」「侵入されても記録する」の二段構えが基本です。優先して押さえたい場所を整理しました。
| 設置場所 | 目的 |
|---|---|
| 出入口・ゲート | 出入りする人物・車両ナンバーの記録 |
| 敷地の外周・フェンス | 侵入経路の監視・抑止 |
| 屋外の資材置き場 | 金属資材・機材の盗難対策 |
| 搬入口・荷受け場 | 荷物の出入り・内部不正の記録 |
| 建物内部 | 作業状況・安全管理・内部不正対策 |
とくに重要なのが出入口・ゲートでの車両ナンバーの記録です。盗んだ資材を運び出すには車両が必要なため、ここを押さえておくと、犯人にとってのリスクが大きく高まります。
■夜間・広範囲に効く機能との組み合わせ
工場・倉庫特有の「夜間」「広範囲」という条件には、次のような機能・設備の組み合わせが有効です。
①夜間に強いカメラ
屋外の資材置き場などは、暗い時間帯に狙われます。赤外線カメラや、夜間もカラーで記録できるAIカラーカメラが有効です。
②センサーライト
人が近づくと点灯するセンサーライトは、暗がりを好む侵入者への強い抑止力になります。カメラと組み合わせることで、夜間の記録もより鮮明になります。
③PTZカメラ・動体検知
広い敷地は、遠隔で向きやズームを操作できるPTZカメラで効率的にカバーできます。動体検知と組み合わせれば、動きがあったときだけ通知を受け取ることも可能です。
これらを組み合わせることで、「24時間、無人でも見張られている」状態をつくり、警備員を常駐させるより現実的なコストで防犯体制を築けます。
■防犯だけじゃない|安全管理にも役立つ
工場・倉庫のカメラは、盗難対策だけが役割ではありません。作業中の事故やトラブルの検証にも活用できます。
万が一、作業員が機械に接触するような事故が起きた際、映像があれば事故の経緯を正確に把握し、労災対応や再発防止に役立てられます。防犯と安全管理を同時に強化できるのは、大きなメリットです。
■まとめ|無人の時間を「見張る目」でカバー
工場・倉庫の盗難対策は、無人になる夜間・休業日をいかにカバーするかが鍵になります。金属資材をはじめとする高価な資産を守るには、「録るだけ」の古いカメラではなく、出入口・外周・資材置き場を押さえ、夜間や広範囲にも対応した配置が欠かせません。
どこが死角になり、どこから狙われやすいかは、敷地の形状やレイアウトによって大きく変わります。まずは現状のリスクを見極めることが、効果的な対策の出発点です。
株式会社セキュアプロバイドでは、防犯設備士の資格を持つスタッフが現地を確認し、工場・倉庫の環境に合わせた防犯カメラの配置をご提案します。「広い敷地のどこに設置すべきか分からない」「金属盗が心配」という方は、お気軽にご相談ください。

